犬用車椅子は「歩けなくなってから」? 足腰が弱ってきたときに考えたいこと
「まだ自分で少し歩けるのですが、犬用車椅子を使ってもいいのでしょうか?」わんワークには、犬用歩行器・犬用車椅子についてさまざまなご相談が寄せられます。後ろ足が弱くなってふらつくようになった子、立ち上がることはできても途中で倒れてしまう子、前足はまだ元気な子など、その状態はさまざまです。今回は、実際に寄せられるご相談をもとに、歩行器を考えるタイミングについてご紹介します。
歩けなくなってから使うものとは限りません
犬用歩行器・犬用車椅子というと、「まったく歩けなくなってから使うもの」と思われることがあります。しかし、検討するタイミングはそれだけではありません。
実際には、「後ろ足が踏ん張れずヨタヨタするようになった」「歩けるけれど横に倒れることが増えた」「倒れてしまうと自分では起き上がれない」「前足は元気なので、後ろ足を支えながら散歩している」といった段階でご相談いただくこともあります。
大切なのは年齢だけで判断するのではなく、今どのくらい立てるのか、どの足に力が入るのか、そして愛犬自身に歩こうとする様子があるのかを見ることです。
「まだ歩けるから早い?」というご相談
飼い主様の中には、「車椅子に頼ると自分の足を使わなくなってしまうのでは」と心配される方もいらっしゃいます。
歩行器は、愛犬の状態に合わせて高さなどを調整することで、身体を支えながら自分の足を使って歩ける場合があります。完全に歩けなくなってから移動のためだけに使うのではなく、「歩きたい」という動きを補助するための選択肢のひとつとして考えることができます。
2輪と4輪、どちらを選べばいい?
これもよくいただくご相談のひとつです。
後ろ足が弱っていても前足がしっかりしている場合には、後ろ側を支える2輪タイプが選択肢になります。一方、前足にも弱りが見られる場合や、身体全体を支えることが難しくなってきた場合には、4輪タイプを検討することがあります。
実際には、後ろ足だけが弱っているように見えても、歩行器に乗ってみることで前足の状態に気付くこともあります。そのため「後ろ足が悪いから2輪」と決めるのではなく、身体全体の状態を見ながら考えることが大切です。
「うちの子が使ってくれるか心配」
初めて歩行器を検討される方からは、「乗ってくれるか分からない」「装着したときにどんな反応をするのか見てみたい」という声も寄せられます。
犬にもそれぞれ性格があり、新しいものへの反応も違います。迷っている場合は、実際に試してみることで分かることもあります。わんワークでは、愛犬と一緒にご来店いただき、実際に歩行器をお試しいただくこともできます。
シニア犬でも相談できます
高齢になってから歩行器を検討されるケースもあります。「もう高齢だから遅いのでは」と考えるのではなく、現在の身体の状態や普段の生活、どのような場面で困っているのかを確認しながら考えていきます。
立つことや歩くことだけでなく、外へ出ること、散歩を楽しむこと、介助するご家族の負担を軽くすることなど、歩行器を検討する理由も一頭一頭異なります。
- 後ろ足が弱ってきた
- 歩いている途中でふらついたり倒れたりする
- 立ち上がるときに介助が必要になってきた
- 前足は元気だが後ろ足を支えて散歩している
- 2輪と4輪のどちらが合うか分からない
- 実際に歩行器を使ってくれるか試してみたい
迷った段階でご相談ください
犬種、年齢、体重だけで歩行器の選び方が決まるわけではありません。現在どの程度歩けるのか、前足・後ろ足の状態、立ち上がれるか、普段どのように介助しているかなどによって考え方は変わります。
「まだ早いかな」「もう遅いかな」と迷っている段階でも大丈夫です。愛犬の今の状態を伺いながら、その子に合った方法を一緒に考えていきます。
わんワークでは、愛犬と一緒にご来店いただき、実際に歩行器をお試しいただくこともできます。
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